今日の花は、風鈴オダマキの園芸品種「乙女風鈴苧環(オトメ フウリン オダマキ)」です。

外側の花弁が桃色、内側が白色になる2色咲き。
淡い花色が清楚で風鈴のように涼しげで美しいです。
同じように2色咲きで、花弁の色が濃い赤紫色と白の、「二色風鈴オダマキ」という、ミヤマオダマキとの園芸交配種もあります。
今回紹介するものは「乙女」と名が付くだけあって、淡い色が清楚で乙女チック(?)な雰囲気が魅力なんですな。

今日の花「乙女風鈴苧環/オトメフウリンオダマキ」
学名:Semiaquilegia ecalcarata
科属:キンポウゲ科ヒメウズ属の多年草
花期:4〜5月
原産:中国、標高1800m〜3500mの高山帯に自生する。
普通の「オダマキ」との違いは、下向きに開いた花の蕚や花弁から後ろに伸びる角状の組織、距(きょ)が無いのが特徴です。
ちなみに、「オダマキ」の名は、紡いだ麻糸を巻き取るのに使う道具を苧環と呼び、距がつき出た花型が苧環を連想させることに由来した命名です。
「オダマキ」がどんな花か知りたい方は、検索してみてください。風鈴オダマキの方が断然可愛いです(笑)

花付きが良く、ボリュームも出しやすいことから鉢花として普及しつつあります。


↑こちらは梯子のような形をした、ちょっとユニークな花入れです。
好きな場所に挿して色んな楽しみ方が出来ます。

↑こちらは、書道の道具の水滴としてもご利用頂ける一輪挿しです。

口が小さく、草花の茎が1本入る程度の穴です。トイレの手荒い場や窓際、机の上にちょっと飾るのに丁度いい大きさです。
備前焼には水を腐りにくくする特徴がありますから、口が狭くても、そんなに洗う必要はありませんよ♪
それでは☆