ご無沙汰しております☆
だんだんと気温も上がり、そしてだんだんと梅雨の気配が漂ってきましたね。
あぁ、あのジメジメが今年もやってくる。。。
そんな時は、花でも見て気分を吹き飛ばしましょう!
それでは、早速参りましょう、今日の花は「ヤブデマリ」です。
これからの季節、この様に水面を見せると涼を感じられる生け方が出来ますのでオススメです。
その時に欠かせないのが、当店での鉄板であります、剣山の代わりに使用している「カニの置物」。
通常の剣山と違い、根元を隠す必要がないので非常に風情のある生け方が出来ます。
それもこれも、やはり備前の花器を使えばこそ、ですが。
またヒダスキのオレンジ色は、新緑がよく映えて夏の匂いがしてきそうです♪
科属:スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木。
学名:Viburnum plicatum var. tomentosum
分布:本州、四国、九州に分布し、沢などの水辺や湿り気のある林縁に自生する。
花期:5〜6月
果実:夏に赤い実をつけ、秋には黒紫色に熟す。
花の形がユニークで面白いですよね!
なんかこう、嘘みたいな花。。。そう表現したくなるこの感じをうまいこと読み取って頂ければ幸いです。
下書きせずに、はさみで紙を花の形に切ったものをそのまま貼付けた、みたいな。
言えば言うほど、価値を下げかねないのでこの辺にしておきます。
実際、花に見えている白くて大きい部分は、雄しべ・雌しべが退化し、花びらや萼(がく)が発達したもので、中性花、装飾花と呼ばれます。アジサイもその種類です。
これに対して中央に小さく密集しているのが生殖器官のある花、両性花です。
生物学的な「花」の定義は複雑ですので、ここでは、ふわ〜っと流します。悪しからず。
同じ花でも、花器や花と葉の量によって全く見え方が変わって面白いですよね♪
それではまた次回〜☆