【今日の花 】
大山蓮華(オオヤマレンゲ)
別名: ミヤマレンゲ
利休に愛された〝7選花〟の1つ。
古くから茶の湯の世界で珍重されている茶花です。
『真草行』の格付けの中でも、最も格調が高いとされる『真』の花。
うつむき加減に花が咲くので掛花によく使われますね。
清楚で気品溢れる花姿から「森の貴婦人」とも呼ばれます。
和名の由来は、奈良県南部の大峰山に自生していて、ハスの花(蓮華)に似た白い花を咲かせることから。
標高1,000-2,000 mの山地の林内などに自生しており、1928年(昭和3年)に国の天然記念物に指定されました。
また、奈良県の自生地は、紀伊山地の霊場と参詣道の構成資産の一部として、2004年にユネスコ世界文化遺産になっています。
近年はニホンジカによる食害や、マニアによる盗掘で絶滅の危険性があり、保全対策も行われているとのこと。
なんということでしょう。
花言葉は〝変わらぬ愛〟。
くぅ〜!泣かせますなぁ!