今日の花は皆さんもよくご存知かと思います、「ユキノシタ」をご紹介します☆

どこの家でも咲いていると言われるぐらいの希少性はない花ですが、改めて見ると非常にかわいらしい、よくデザインされた花なんですよね。
ピアスやイヤリングのような繊細な作りをしています。
遠目で見るとウサギの耳のようにも見えますね。

学名:Saxifraga stolonifera
科属:ユキノシタ科ユキノシタ属
分布:本州、四国、九州及び中国
花期:5〜7月

名前の由来は諸説あり、
雪が上につもっても、その下に緑の葉があることからくるという説や、
また、白い花を雪(雪虫)に見立て、その下に緑の葉があることからとする説があります。
このほか、葉の白い斑を雪に見立てたとする説もあります。
葉は山菜として、天ぷらなどにして賞味され、葉の裏面だけにうすく衣を付け、揚げたものを「白雪揚げ」といいます。風流な名前ですね。
このほか茹でて水にさらしたものをゴマあえや辛子あえにして食べる方法もあります。

使用した花器についてですが、
一輪挿しで横に長いのはなかなか珍しいようで、こちらは当店で人気の商品です。
また、陶古特有の「石目」という技法で、表面に凹凸を付けて表情を出していますので、山野草の馴染みが良いんですよね。
余談ですが、
ユキノシタの英名は、beefsteak geranium (ビーフステーキ・ゼラニウム)と言います。。。!!!
全然可愛くない(笑)
日本人で良かったと思います。それでは