今日の花は、「ヒメショウブ」と「コバノズイナ」です。
これからの季節、この様な涼しげな表情を持つ “透かし”の花入れがオススメ☆
個展でも特にご好評をいただいた作品の一つです。

ヒメショウブ
※「ヒメショウブ」とは「ハナショウブ(花菖蒲)」のサイズの小さいものを指し、あまり詳しい情報が得られなかったため、ハナショウブについての情報を載せておきます。ちなみに、ヒメショウブの高さは約50cmで、ハナショウブは約80~100cm。
※また、一般的にショウブというと、ハナショウブを指すことが多いです。しかし、菖蒲湯に使われるショウブは、ショウブ科またはサトイモ科に分類される別種の植物です。
【ハナショウブ/花菖蒲】
学名:Iris ensata
科属:アヤメ科アヤメ属の多年草
花期:6月頃
分布:湿地に生える
花色:白、ピンク、紫、青、黄など多数あり、絞りや覆輪などとの組み合わせを含めると5,000種類あるといわれている。
誕生花:5月5日、6月8日
花言葉:「嬉しい知らせ」「心意気」
ショウブ、アヤメ、カキツバタ、、、絵画にもよく登場して「和」のイメージが強いこれらの花は、見分けるのが本当に難しいんですよねぇ (;´Д`A “`
「いずれがアヤメかカキツバタ」という慣用句があるほど。どれも素晴らしく優劣は付け難いという意味ですが、見分けがつきがたいという意味にも用いられます。
野生の「野花菖蒲(のはなしょうぶ)」を原種として改良された国産の園芸植物で、500年にも渡る栽培の歴史があり、全国各地に菖蒲園と名のつく名所が点在します。
前回の投稿で触れたトトロ繋がりになりますが、、、
北山公園(東京都東村山市)は、となりのトトロのモデルのひとつとなった八国山緑地に隣接する自然公園で、こちらもショウブの名所に指定されています♪
ぜひとも、行ってみたいですね。その隣接する八国山緑地に。
♪となりの緑地、緑地〜 チャチャチャ

コバノズイナ
花が咲くと下のようになります。↓
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学名:Itea virginica
別名:ヒメリョウブ、アメリカズイナ
科属:ユキノシタ科ズイナ属の落葉広葉樹
花期:5〜6月
原産地:アメリカ東部
漢字表記には「小葉の随菜」「木葉の随菜」「木葉の髄菜」など諸説あるようです。
紅葉も楽しめる低木ですので、その頃にもまたご紹介したいと思います。家の近くにある人はその変化に注目してみてください☆
↑ 中には受け皿があります。
もちろん、当店でお馴染みのカニの剣山を使用しています。
以前にもご紹介しましたが、花器は小西陶藏作で ¥200,000(税込)です。
カジュアルなデザインは、空間も生ける花の種類も選びませんよ♪
「生ける」というよりは、摘んで来たお花を籠に入れたまま置く様な雰囲気で。
是非肩の力を抜いてお花を楽しんでください♪
それではまた次回〜☆