皆さんこんにちは☆
今日は焼き色によって同じものでもこんなに表情の違いがあるんだという面白い例をご紹介しようと思います。
こういった細工物は、大まかな形を石工の型で作ってから細かい表情を手で作り込んでできています。
ですので、もともと微妙な違いは出来るものなのですが、そこに模様の位置と濃淡の違いが加わると、より一層、表情にも違いが出てきます。
例えば、左のフクロウは厳格な父親といった感じですが、右のフクロウさんはどう見ても驚きを隠せていない感じ。
左が父で、右はその息子と言った所でしょうか。
父「こら!フクスケ!またこんなイタズラしおって!待たんか、このぅ!」
息子「ぎょぎょ!やべっ、みつかった…(汗)」
みたいな。
え?考え過ぎだって?
いいえ、想像力が豊かすぎるだけです。
干支の置物なんかを見出すと、それぞれに性格がある様に見えてくるから面白いものです。
偶然性が生んだ備前焼ならではの楽しみ方、ということで。これも一つの参考になさってみて下さい。
それではまた次回〜☆