今日の花は、お久しぶりな「紫錦唐松(シキンカラマツ)」です。
カラマツソウの中で一番美しいと言われているこの品種。
蕾みがプチプチと付いている感じが線香花火を連想させ、儚さを感じる可憐な花ですね。
長野・群馬・福島あたりにしか自生せず、絶滅に近い種のようです。
しかも種を蒔いてから開花までに2〜3年かかるそうですよ。
↑こちらの一輪挿しは、穴に入れるだけの手軽さと、他と差のつくユニークなディテールが魅力の三つ足デザインで、最近流行りの「こなれ感」が出せるというやつですね。(女子には分かるワードですが、備前焼に使用したのは小西陶古が初めてでしょう)。
これ見よがしではなく洗練された美しさがあるということでしょう。多分。
例文「千利休の花の生け方、こなれ感が半端ない。」
余計分からなくなりました。すみません。
年配の方々が恥をかかない為に注釈を添えておきます。
*【こなれ感】・・・(ファッションにおいて)頑張っておしゃれしてきました感を出さず、簡単に着こなしている様。