今日の花は「ショカツソウ(諸葛草)」、または漢名で「ショカツサイ(諸葛采)」。
正式には「オオアラセイトウ(大紫羅欄花)」。
別名にはその他、「ムラサキハナナ(紫花菜)」「花大根」など。。。
学名 Hesperis matronalisの和名も「花大根」と言いますが、別種ですのでご注意を。
今回、「ショカツソウ(諸葛草)」と名乗らせていただいた理由はですね、そのキャッチーな名前ゆえです。
詳しくは後ほど!☆

今日の花「ショカツソウ/諸葛草」
学名:Orychophragmus violaceus
科属:アブラナ科オオアラセイトウ属の越年草
花期:3〜5月
分布:原産地は中国で、東部に分布し、東北および華北地区では普通に見られる。ヨーロッパ南部に帰化しているほか、日本では江戸時代に輸入されて栽培されたものが野生化し、全土で見られる。
花言葉:熱狂・優秀、知恵の泉
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昨今、携帯ゲームが流行ってますよね。CMでもお馴染みの(?)三国志なんたらというのがありまして、「諸葛孔明が…..」と言っておりますが、そう!その!諸葛孔明から来た名前なんです。
三国志というのは、映画、マンガ、ゲーム、小説などなど、さまざまなメディアで人気の題材です。
実際の話と小説のシナリオとでは異なる点が少なくないようですが、なかでも劉備の天才軍師として知られる諸葛孔明は三国志ファンの間でも抜群の人気を誇っているとかいないとか。映画「レッドクリフ」で男前日本俳優が演じて好きになった方もいらっしゃるかもしれませんね(笑)おお、なつかしい。
「諸葛草(采)」の名前の由来に話を元に戻しましょう。
その諸葛孔明が、大軍での長期遠征では、野菜不足になるということを懸念して、行く先々でこの種子を蒔き戦時中の食料にしたことから来ているという説があります。
しかしながら、実際にそれがこの花のことだったのかというと曖昧で、
特定の収穫時期まで待つ必要がなく、苗でも葉でも根でも、いつでもそれなりに食べることが出来る「蕪 (かぶ)」を植えていたのが、諸葛孔明が植えた野菜ということで、中国では 「蕪( かぶ)」 のことを諸葛菜と呼ぶようになり、それがいつしか由来が曖昧になり、この花の名前になった、とも言われています。
大根が出来る訳ではないですが、実際に食べられる植物です。
中国北部では野菜として栽培され、種子からはアブラナと同様に油を採取します。
若菜と茎をおひたしにすると後引く美味さがあるそうですので、皆さんも是非チャレンジしてみてください☆
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群生している姿はとても綺麗ですよ〜。
庭などで栽培されることも多く、道端や空き地でもよく育ちます。
山登りやハイキングをした時は探してみてくださいね☆
それでは…