椿は以前にも「今日の花」のコーナーでご紹介させていただきましたが、
我が家に咲いたツバキが今年は特に見事だったものですから「椿特集2012」と題しまして、
今回は備前焼そっちのけでツバキのみを特集したいと存じます。
どうぞお付き合い下さい☆
(※ 当店は備前焼屋です。くれぐれもお間違いのないようにっ!!!(笑))
皆さんは、椿というと何を連想しますか?
最近では某化粧品会社(のシャンプー)のイメージ強い方が多いかもしれません(笑)。。。
速水御舟の作品を代表するように、日本画にも多く登場しますので、生け方によっては絵画を見ているような気分になります。
また利休に見出された茶花の女王でもありますから、圧倒的な存在感と風格はともすれば花器が負けてしまうほどです。
↑染め物をしたような斑模様。人の目を楽しませてくれるためにこのような模様になったのではと思うぐらい、ため息のでる美しさです。
↑こちらは花びらの数は少ないですが、おしべの部分が大きく、淵がヒラヒラしてとても愛らしい印象♪
一見するとピンクですが、花びらが1枚だけ赤いんです!分かりますか?なかなかお洒落なことをする椿です(笑)☆
↑実はこの椿、先ほどのピンクのものと同じ木から採れたものなんです!色や模様がバラバラに出てくるなんて不思議ですよね!
↑こちらは小西陶藏の新作に生けた物です。器も和洋問わず、華やかにしてくれます。
花を見ると、こんな服があったらいいのになあ、なんて思うのは私だけでしょうか。
色の配置や形、こういう自然のものをアイデアのヒントにしている芸術家やデザイナーの方は多いでしょうね。
本当に今年はたくさん楽しませて頂きました。自然に感謝、感謝。。。
来年の椿にも乞うご期待!