毎度おなじみ*今日の花*のコーナーです〜〜〜
最近、連続で登場しているこの高杯ですが、「生け方が難しいから。。。」と苦手意識をもたれている方が多いです。
確かに、当店で使っている剣山の代わりのカニの置物でバランスを取るのは慣れないと難しいですが、なんとも涼しげに情緒あふれる演出をしてくれますので、是非チャレンジしてみてください☆
ちなみに高杯のお値段は¥30,000です♪
今回はカニさんを二匹使ってみました。


センノウゲ/仙翁花
ナデシコ科センノウ属 多年草
花期:6月〜8月
見た目からも想像できる通り、ナデシコの仲間です。
センノウの歴史は古く、室町時代、中国より伝えられています。
原産地である中国では既に絶滅したと言われています。
「仙翁花(せんのうげ)」という名前の由来は、嵯峨の仙翁寺で育てられていたということから。
仙翁寺が廃寺になってから絶滅して江戸時代の文献「和漢三才図会」「大和本草」などに記録があるだけと言われ、長い間流通しておらず幻の花といわれていましたが、近年里山などでひっそりと栽培されていたのが発見され流通するようになりました。

ヤブミョウガ/藪茗荷
ツユクサ科ヤブミョウガ属 多年生草本植物
分布:関東地方以西の本州、四国、九州の暖地
花期:8〜9月

タマザキアオバナフジバカマ/玉咲き青花藤袴
キク科コノクリニウム属 多年草
学名:コノクリニウム・コエレスティヌム
別名:西洋フジバカマ
流通名:青花フジバカマ
原産地:北米
花期:7〜9月
なんだかたくさん名前があるし読みにくいしで、わけ分かりませんが 🙁
本家のフジバカマは絶滅危惧種です。以前は川の土手などに沢山生えていたそうですが、除草の習慣のせいで絶滅寸前なのだそう。
玉咲き青花フジバカマは園芸種で、本家はもっと淡い薄桃色だそうです。
本家は絶滅して園芸用に品種改良されたものが生き残るのはよくあることのようで。。。
目を引く美しさを身につけた物がこうやって淘汰されずに生き残っているというわけですね。
そう言えば、ヒトが容姿に執着したり男性が美人な女性を選ぶのは、世間で生き残るという意味での丈夫な子孫を残すための本能だと聞いたことがありますねぇ。
というわけで、この花言葉は、
”美人は得をする”
うん。これがいい。
私が勝手に決めた花言葉ですので悪しからず(笑)

ホトトギス/杜鵑草
ユリ科ホトトギス属 多年生草本植物
花期:7月〜10月
原産地:東アジア(日本、台湾、朝鮮半島)に分布し、19種が確認されている。そのうち日本では 13種(変種を除く)が確認されており、うち 10種は日本固有種である。 日本列島を中心に分布していることから、日本が原産であると推定されている。
名前の由来ですが、若葉や花にある斑点模様が鳥のホトトギスの胸にある模様と似ていることからこの名前になったそうです。
ちなみに花言葉は、「秘めた意思」。
あ、これは本当ですよ?
私が勝手に考えたものではないので、もし他の人に自慢げに教えてあげても恥をかくことは無いので安心してください。
それではまた次回をお楽しみに〜♪
アディオス